「東大和市の子ども条例」をつくろう!
6月2日に「東大和市に子ども条例をつくろう!」というテーマで東大和ネットサロンを
開催しました。
“日本一子育てしやすいまち”と謳っている東大和市です。
小規模保育園や学童保育は新たに増やし受け入れ枠が充実したようですが、学童保育は定員を増やし利用人数が多く、限られたスペースなので良い環境とはいえないとの声も聞かれます。ハード面は整ってきましたが、現場における状況はどうなのか、「子育てしやすい」は大人目線の合言葉になっていないか。東大和・生活者ネットワークでは2014年7月に尾崎市長に「子ども条例制定」の要望書を提出しています。
子どもにとってソフト面で子育ての充実を、そして「子ども条例」のある自治体を目指すためにこの度東大和ネットサロンを実施しました。
市内や他行政区で子ども関係の仕事をされている方々が参加してくださいました。
議員視察に行ったじつかわ圭子より愛知県岩倉市の子ども条例を参考に報告を聞きました。
その後、条例策定にあたりアドバイザーとして来ていただいた、藤井常文氏より、条例について調べることやポイントについて提案とアドバイスをいただき、その後フリートークをおこないました。
参加者からは条例をつくるにあたり、ただ他の自治体の条例を参考にしただけでつくるのではなく、市民や子ども達の参加のもと権利だけの主張にならない、中身のある条例をつくりたい。これからも、集まり学習会を重ねていきたいと、皆さんから意欲ある意見や提案がありました。
都内では目黒区、世田谷区、豊島区、調布市、小金井市、日野市が子ども条例を制定しています。これらの自治体を参考に学習会を予定しています。(田尻)