昨年の福島原発事故から食品の放射能汚染や、学校給食への不安をかかえた保護者の方々からの相談があり、いろいろと話していくなかで、守る会を結成しました。
12月の議会に、放射能から子どもを守る会・東大和のメンバーで陳情を提出しました。
陳情の趣旨は
1、市内の放射線量測定を継続してください
2、給食食材の放射線量測定を継続し情報公開してください
3、食品放射能測定器(シンチレーションカウンター)を東大和市で購入し食の安全を確保してください
4、東大和市学校給食用物資規格基準に、放射性物質汚染食品基準を位置づけ、追加を求めます
5、栄養士の研修に 放射性物質や放射性物質汚染食品を取り入れてください
12/16に厚生文教委員会にて話し合われました。議員メンバーの中には、「東大和市校給食用物資規格基準」見ていないから資料請求をします、ということでこの日は継続審議となりました。1/27に再び委員会がおこなわれ結果は採択されました。
傍聴して感じたことは、委員会の中で協議会を開きますといって、議員メンバーが別室で話し合いがおこなわれ、傍聴している私たちは待ちぼうけ…審議が再開されると約束したかのように動議が出され、まるく収まる委員会でした。待ちぼうけで傍聴している私たちとしては、協議会で何が話されているのか知らされないので、議員の討議を聞くことはなく、議員は行政職員に答を求める委員会でした。
またシンチレーションカウンター購入についても、「消費生活センターに公募をしているので、抽選待ち」という回答でした。
なんてのんきなことを言っているのだろうか。。。採択されましたが、まだまだ放射能不安をかかえてて生活している市民はたくさんいます。これからも市民のみなさんと私たちにできることを一緒に考えていきます。(田尻)