2月22日(日)全労済ホールで、生活クラブ東京の40周年記念イベントに参加してきました。生産者や組合員、他団体を含め400名以上の参加で盛大に行われた。はじめは「おいしいコーヒーの真実」という映画上映で、コーヒーの原産国エチオピアでコーヒーの公正な取引を求めて活動するトキュメンタリー作品。エチオピアでのコーヒー1kの取引値は1ブル(0.5ドル)それがニューヨーク、ドンドン市場では2000ブルで売買される。この厳しい現状は子どもを学校に行かせることもできず、靴もなく貧困から子どもの病気、栄養状態はひどいものである。一本のコーヒーの木が豆を生産できるまで4年もかかります。チャットという麻薬習慣性のある植物の生産に切り替える農民もいるそれは、1k/5ブルで売れるという。エチオピアのその土地はコーヒーやチャットしか生産できない土地で他の作物にチャレンジできないという。タデッセ・メスケラさんが、不公平な取引を指摘し活動やっと、フェアートレードで得たお金で子ども達の学校を農民がおかねを出し合うという世界の貧困を訴える映画だった。その後座談会があり、生産者の日東コーヒーの川端さん、生活クラブ連合会顧問 河野英次さん、まち小平の委員長豊崎千津美さんの座談が吉田理事長のコディネートでおこなわれた。小平の豊崎さんは生活クラブ誕生の時まだ生まれてなかった?なんて思いながら、共同購入の大勢の力は私たちの社会を変える力となり、食べる側と作る側が手を結び国内で生産し消費していくことを続けていることが、未来を担う子ども達につなげることになる。ネットのスローガンは「市民が育てる東京。未来」にも通じていくもと感じつつ、ワーカーズのお料理に舌鼓を打った。
(TAJI)