はじめの一歩

傍聴は力なり

 10年前、初めて議員を送り出したとき、今までほとんど傍聴に来る人がいなかった議会に、少しずつではありますが、傍聴者が増えました。議員の背中に視線があるということは、議員も張り切って仕事をしているなという評価を受けたいという気持ちになりますが、それはそれで頑張っている姿勢はよいものです。
 ローテーション後の初めての議会で、「ごみ減量推進委員」がどのような仕事をしているのか粕谷久美子が質問をしました。それをきいていた市民の一人が推進委員に応募して、公園や緑道にあったゴミ箱を2年ぐらいかかりましたが、撤去することができました。先日偶然お会いして、議会傍聴もまめに通うのはそれなりの努力がいる、という話になり、でも傍聴したから行政のことも分ったし、意見が採用されたんだし・・・と市民の仕事もなかなか骨が折れるという結論に至りました。
 議会ごとに、はがき100枚ほどで市民に傍聴をお誘いしています。ウィークデーの昼間ということもあって、来られる方が少ないのが実情です。でも政治が身近なものにできたひとがいる事はうれしいことです。これからもお誘いしましょう。