7月ネットサロン報告

留岡幸助の生涯が「大地の詩」として映画化!

留岡幸助って何者?
1864年〜1934年 日本の社会福祉の先駆者で、感化院(現在の児童自立支援)教育の実践家で、発火移動家庭学校の創始者として尽力をつくされた人。
留岡幸助について、講師にお願いした 藤井常文さんは明星大学の人文学部福祉実践科特任准教授であり児童相談所児童福祉司で長年留岡幸助の生涯を研究され、著書にされたことが、この度 山田火砂子監督、村上弘明主演で映画化になりました。
青年期にキリスト教に入信し、牧師として活躍した幸助は北海道の監獄の牧師として赴任する。重犯罪を犯す囚人達をなんとか更生させたいと、少年たちの過去を調査すると犯罪の芽は幼少期に発することを知る。そこから不良少年の更生は感化教育が大切と教育上一番大切なのは家庭であると、北海道の自然のなかで家庭学校をつくることに生涯を捧げた人です。現在も北海道では家庭学校幸助の意を受け継がれています。
8月27日(土)東大和市民会館ハミングホールで10:45と14:00の2回上映されます。留岡幸助聞いたことはありましたが、この度詳しく原作者:藤井常文さんより話しを聞くことができて良かったです。現在の児童福祉の基本「家庭」の大切さについて考えさせられました。田尻文子